a.メールサーバ導入形態選択の手引き new!




クラウド・コンピューティングの考え方は1990年代後半には提唱され、2000年代後半に本格的に普及が進みました。たとえば2006年には Amazon が「Amazon S3/EC2」の提供を開始し、以降クラウドは急速に注目を集めます。
その後、Google や Microsoft などの大手ベンダーが追随し、2008年ごろから利用が拡大、2010年代前半にはクラウド・ファーストの理念が浸透して、企業や公共機関のシステム構築における主要な選択肢となりました。現在では、クラウド技術は多くの場面で欠かせない存在です。

一方で、オンプレミス向けの Windows 用メールサーバーソフトウェア に対するニーズは依然として確かに存在し、多くのお客様に採用され続けています。2025年現在、当社では Windows 以外(BSD版)を搭載したアプライアンス製品 の提供も再開しています。
では、クラウドが主流となった今も、なぜオンプレミスのメールサーバが選ばれ続けるのでしょうか。本項「Part0 最近のトレンドをよむ」ではその理由をひも解くとともに、メールサーバを導入する前に検討すべき事項や最近のトレンドをまとめてあります。左メニューよりぜひご一読ください。



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