E-Post SMTP Server Standard (x64) シングルサーバ版
〔 E-Post Secure Handler (x64) には標準で付属します
SMTP Serverを付属しない組み込みオプションタイプもあります〕 |
配送速度 |
〜30万通/時間 (*5)
(運用環境により異なります) |
管理ドメイン数 |
最大512ドメイン |
対応プロトコル |
SMTP |
暗号化通信(xxxx over SSL[TLS]) |
SMTP over SSL(TLS) (*6) |
暗号化通信(STARTTLS) |
STARTTLS (SMTP) (*7) |
SMTP認証 |
○ (*8)
(PLAIN、LOGIN、CRAM-MD5) |
SMTP認証 送信者 信頼度設定
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○
(3段階:SMTP認証ID・SMTP認証ID=エンベロープ
・SMTP認証ID=エンベロープ=ヘッダFROM) |
接 続 ロ ッ ク ア ウ ト 機 能
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SMTP認証接続 ロックアウト機能 |
○
(設定回数以上SMTP認証失敗した同一IPアドレス に対する指定時間の接続ロックアウト /指定IPアドレスに対する永続的な接続ロックアウト /指定IPアドレスに対する接続許可) |
IPロックアウト機能 |
○
(設定回数以上SMTPで連続接続してくる同一IPアドレス に対する指定時間の接続ロックアウト /指定IPアドレスに対する永続的な接続ロックアウト /指定IPアドレスに対する接続許可) |
SMTPゲートウェイ機能 ・フォワード機能
ゲートウェイテーブル 【gateway.dat】
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○
(フォワード先固定/対象ドメインごとの振り分け /対象メールアドレスごとの振り分け )
(SMTP認証付きで外部SMTPへの送信リレー設定も可)
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中継の制限機能
(SMTP受信送信の制限) 【effect.dat】 |
○
(IPアドレスや接続ドメイン名、メールアドレスでの
許可・接続拒否、中継の許可・禁止など)
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ORDB参照機能
(DNSBL方式サイト参照) 【ordb.dat】 |
○
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SMTP配送の詳細設定 |
○
(全体共通設定 永続的拒絶時のリトライ・ 一時拒絶時のリトライ・サーバ無応答時のリトライなど)
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SMTP配送の利用時間設定
【usetime.dat】 |
○
(全体共通設定)
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SMTP配送・SMTP受信時 の添付ファイル分離 およびファイル受信通知
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○ (*9)
(メールデータEMLファイルの取得とファイル受信通知〔メールストレージ機能〕 /CGIツール (*10) を使った添付ファイルの分離・取得とファイル受信通知
〔メールストレージ機能〕)
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SMTP受信メールサイズ 制限・同報数制限 |
○
(全体共通設定)
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メールボックス 保管サイズ制限 |
○
(全体共通設定)
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メールフィルタ設定 【mail.dat】 |
○
(タイトル/本文/ヘッダ/SPAM判定用にURIBL [SURBL] サイト参照/
拒否/タグ付け通過/指定アカウントへの転送など)
(全体共通設定)
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ActiveDirectory
ユーザー管理
との連携 |
○ (*11) |
E-Post独自方式
ユーザー管理 |
○ |
ア カ ウ ン ト 別 設 定
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自動転送設定 |
○ (*12) (自動転送時の送信元指定など) |
自動応答設定 |
○ (*12) |
「メール制御」機能での 追加処理プログラム |
○ (*13) |
メールボックス 保管サイズ制限
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○ |
個別メールフィルタ 設定 -【mail.dat】
|
○ |
利用時間設定
|
○ |
送信先制限設定
【sender.dat】 |
○ (指定アドレス・ドメインの送信許可/送信禁止) |
SMTP受信制限設定 【effect.dat】 |
○ (指定アドレス・ドメインの受信許可/受信禁止) |
SMTP認証設定 |
○ (認証あり・認証なし) |
アカウント情報の インポート・エクスポート |
○ (*14) |
エイリアス |
○ (*15) |
エイリアス情報の インポート・エクスポート |
○ (*14) |
メーリングリスト機能 |
○
(連番、表題、Reply-To:ヘッダ、投稿パスワード、 添付ファイル削除、投稿内容保管など) |
メーリングリスト情報の インポート・エクスポート |
○ (*14) |
メーリングリストメンバーの インポート・エクスポート |
○ (*14) |
対応IPバージョン |
IPv4/IPv6 |
ログ取得機能 |
接続マシン/SMTP受信/
SMTP送信/SMTPローカル送信/
SMTP配送失敗/SMTP受信詳細/
SMTP配送詳細
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管理面のセキュリティ
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○
(システム環境パスワード/ドメイン管理パスワード/ メールボックスフォルダのデータ暗号化/ アカウント情報エクスポート時のパスワード暗号化) |
Web管理機能 |
○ (*16)
(3階層:システム管理者・ドメイン管理者・個別ユーザー) |
コマンド操作機能 (コンソール機能) |
○ (*17)
(システム環境/ドメイン管理/ アカウント管理/エイリアス設定/メーリングリスト設定など) |
HAクラスタ構成
機能の有無 |
シングル構成=非クラスタ構成(標準)
|
迷惑メール対策 |
ORDB参照(DNSBL方式)機能
SURBL/URIBL方式による参照機能(メールフィルタ)
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送信ドメイン認証対応 |
SMTP受領時での DMARC/DKIM/SPF/ARC 対応機能 new!
(オプションのアドオンツール-「サポート2」よりダウンロード) (*18)
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簡易アーカイブ
(メールバックアップ) |
全メール複写機能 及び
ジャーナルオプション機能(「サポート2」よりダウンロード)
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ログ解析・集計
レポート機能 |
ログ解析・集計レポート機能
(付属ツールE-Post Loganalyzerによる) |
メールボックス使用状況
レポート機能 |
メールボックス使用状況レポート機能
(付属ツールE-Post Loganalyzerによる) (*19) |
ユーザーへのメールボックス
使用量警告メール機能 |
ユーザーへのメールボックス使用量警告メール機能
(付属ツールE-Post Loganalyzerによる) (*19) |
付属サポート
インシデント |
ベーシックサポート 3インシデント |
(*5) ネットワーク負荷のない理想的な環境でのメールサイズ2〜3KB程度による試験結果です。メールフィルタの設定を多数登録しているとき、設定量だけ負荷がかかり、配送能力は低下します。
(*6) SSL/TLS通信を検証するだけなら自己認証局でも十分ですが、本格運用にあたっては正規の認証局(CA)による証明書の発行と取得が必要です。なお2019年1月公開の20181224最新差分アップデートを適用した最新版では、SSLは廃止され、TLS1.0〜TLS1.3に対応します。
(*7) STARTTLS(SMTP)と SMTP Over SSL との違いですが、SMTP Over SSL が465番ポートで接続時点から"暗号通信"されるのに比べ、 STARTTLS は25番ポートのまま接続、最初は"プレーン通信"でネゴシェーション後に途中から"暗号通信"を開始するという基本的な違いがあります。設定の要点は、STARTTLS での受信時には (*6) のSSL(TLS)の証明書・鍵情報をそのまま用いる一方、送信時には「ESMTPで送信」を有効設定にするだけで STARTTLS での送信が可能になります。
(*8) 認証ファイルによりユーザーごとのSMTP認証有無設定が可能です。またSMTP認証付きで外部SMTPへの送信リレー設定を行う場合、組み合わせる外部のホスティング・レンタルサーバは原則、SMTP AUTH(SMTP認証)を実施していることを前提としています。
(*9) 2021年4月公開の最新差分アップデートを適用することが必要です。さらにIISなどのWebサーバ動作環境が必要です。
(*10) CGIツールの getattach.exe は次年度更新用CDに収録されるほか、「サポート2」サイトよりダウンロード可能です。
(*11) ユーザー名部分のみの連携です。SMTP認証パスワードについては連携はありません。
(*12) 自動転送機能と自動応答機能とは排他でいずれかの設定が可能です。両方とも有効にする設定はできません。また自動応答文はJIS(iso-2022-jp)に変換して登録する必要があります。Web管理ツールから登録する場合は変換する必要はありません。
(*13) 追加処理プログラムで指定できるプログラムは、標準コンソールベースで動作するプログラムに限られます。GUIベースのプログラムは実行できません。
(*14) タブ区切り形式テキスト(TSV)により可能です。
(*15) エイリアスは実アカウントとの関連づけが原則です。エイリアスどうしの関連づけは対応していません。なお、作成するエイリアス数も、必要ライセンス数としてカウントされます。
(*16) IISなどのWebサーバ動作環境が必要です。
(*17) Web管理ツールが動作するよう設定されている必要があります。
(*18) SMTP受領時でのDMARC対応ツールは2024年4月公開の送信(DMARC)アドオン EPSTDMARC v1.06bです。EPSTDMARCを設定することでDMARC/DKIM/SPF/ARKのすべてを含む対応が可能となります。その他従来からのツールとしては、DKIM対応ツールの送信ドメイン認証(DKIM)アドオン EPSTDKIM v1.04a、SPF対応ツールの送信ドメイン認証(SPF)アドオン GETSPF v1.07です。EPSTDMARC・EPSTDKIMは次年度更新用CDに収録されるほか、すべて「サポート2」サイトよりダウンロード可能です。
(*19) 2018年7月公開の最新差分アップデートならびにそれ以降のモジュールでのE-Post Loganalyzerに実装された機能です。なお、SMTP Serverには、POP3/IMAPプロトコルを実装していないため、警告メールを送信することはできても、実際にユーザーが警告メールを読み出す手段はありません。
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