| [1] 共通ブラックリストを利用する
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           |  一つの共通ブラックリストを全ての利用者が共有するので、スパム判定のすばやい対応が可能です。
 登録方法は、スパムメールを添付する形でメールを送るか、スパムメールに記述されているリンクアドレスを貼り付けて送信するだけで、ブラックリストの登録申請が可能です。送信後、登録用のアドレスが返信されてきますので、Web管理画面からブラックリストの登録申請を行います。
 ※申請後、審査されて最終的にブラックリストに入るまでは、グレーリストとして扱われます。
 
  
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           | [2] 利用者別(メールサーバ別)にホワイトリストを利用する | 
          
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           | 利用者単位で個別ホワイトリストを登録できるので、利用者のニーズに合ったスパム判断ができます。 また、得意先などのURLを個別ホワイトリストとして、あらかじめ登録しておくことによって、不用意にスパム判断されるようなトラブル回避が事前に可能です。(個別ホワイトリスト機能)
 
 
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           | [3] 利用者別(メールサーバ別)に登録されているブラックリストを除外できる | 
          
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           | 利用者単位で共通ブラックリストへ登録されているURLをスパム判断からはずし、個別にブラックリストから除外することが可能です。 また、共通ブラックリストをすぐに全て受け入れる設定と、確認するまで自身のスパム判定で使用しない設定を選択できます。(除外ブラックリスト機能)
 
 
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           | [4] システムへの参加者に必要な様々な機能を提供する | 
          
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           | 登録ブラックリストの問合せ画面、利用者別ホワイトリストのメンテナンス画面など、利用者個別情報の設定・確認ができる専用サイトを提供します。 さらに、利用者自身のURLや、共通の利益として承認されるべき優良URLを登録する共通ホワイトリストを提供します。利用者別に問合せ回数、ブラック判定率などのレポート機能を提供します。(※)
 ※レポートサービスについては、将来のバージョンでリリース予定です。
 
 
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           | [5] 常に最新のブラックリストを提供する | 
          
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           | 一定期間ヒットしなかったブラックURLは、ブラックリストから定期的に削除します。 スパマーの手口を徹底解析して、効率のよい対迷惑メール機能を提供いたします。
 
 
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           | 【参考資料】 実質的な高い効果の期待できるスパム対策である理由 | 
          
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           | スパマーの最大目的が、メール本文に埋め込まれたURI/URLリンクアドレスであることから、SURBL/URIBL方式によるスパム対策は、実質的により効果の高いスパム排除方法であることが、識者によって認識されつつあります。たとえば、Paul Graham氏が2003年に書いたエッセイ"Filters That Fight Back"=「反撃するフィルタ」(同日本語訳)には次の一文があります。 
 
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             | 『スパムへの対策』で述べた様に、私は結局のところ全てはURLに帰着すると思っている。メールではない、Webこそがspamをもたらしているのだ。ほとんど全てのspamは、業者にコンタクトする何らかの方法を持っており、大抵の場合、それはURLだ。ここが、フィルタ開発者がこれから注力すべき場所だ。spam業者にとってもっとも変えることが難しいものだからだ。
 たとえspam業者が十分に賢くて、spamを普通のメールに見えるように書き直せたとしても (実際、そういうspamもいくつかある)、URLを無害なものに見せる方法はあまりない。
 最も極端な場合、spamは私が言うところの「将来のspam」へと縮退してしまうだろう。簡単なテキストとURLだけのものだ:
 Hey there. Check out the following:
 http://www.blackboxhosting.com/foo
 このような将来のspamでは、宣伝文句は一段階遠くへと追いやられている。つまり、宣伝文句は普通のspamのようにメールそのものに含まれるのではなく、1クリック先のWebサイトで待ちかまえているのだ 。
 Paul Graham: Filters That Fight Back
 
 Copyright 2003 by Paul Graham 原文: http://www.paulgraham.com/ffb.html
 日本語訳:Shiro Kawai (shiro@acm.org)
 
 
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