他社製ファイヤーウォールソフトを使う場合もWindowsファイヤーウォールと同様の除外設定が必要 update!
他社製ファイヤーウォールソフトが同じサーバ内で稼働している場合も、Windowsファイヤーウォールと同様の除外設定が必要になります。ごくまれなケースとは思われますが、E-PostのSMTP受信サービスプログラム本体である EPSTRS.exeファイルが Symantec Endpointによって深夜帯に移動隔離されていた事態が報告されました。
他社製ファイヤーウォール機能を含むセキュリティソフトが同じサーバ内にインストールしている場合も、Windowsファイヤーウォールと同様の除外設定が必要になります。
・通信許可を与えるポート番号
 
  - ポート番号(プロトコル名称)
 
-  25(SMTP)
 
- 587(Submission)
 
- 110(POP3)
 
- 143(IMAP4)
 
- 465(SMTP over SSL/TLS)※SSL/TLS使用時
 
- 995(POP3 over SSL/TLS)※SSL/TLS使用時
 
- 993(IMAP4 over SSL/TLS)※SSL/TLS使用時
 
・サービスプログラムや管理ツールへの通信許可設定
 もしくはE-Postプログラムインストールフォルダ(C:\Program Files\EPOST\MS\)配下を除外設定
 
  - Epstrs.exe(SMTP受信サービスプログラム)
 
- Epstds.exe(SMTP配送サービスプログラム)
 
- Epstpop3s.exe(POP3サービスプログラム)
 ※E-Post Mail Server (x64)シリーズのみ。SMTP Serverには非搭載。
 
- Epstimap4.exe(IMAP4サービスプログラム)
 ※E-Post Mail Server (x64)シリーズのみ。SMTP Serverには非搭載。
 
- modifys.exe(ウイルスパターン更新サービスプログラム) および
 autoupdate.exe(パターンファイルダウンロードプログラム)
 ※Enterprise II 版のみ。Standard版には非搭載。Enterprise II 版では ウイルスパターン更新プログラムへの通信許可が必須。
 
- ipwcs.exe(IP監視サービスプログラム)※E-Postクラスタ構成時のみ
 
- EpstControl.exe(管理ツール:E-Post Mail Control)
 ※ライセンスキー登録を行う際、80番ポートでイー・ポスト認証サイトへの通信を行うため通信許可が必須。
 
- Manager.exe(管理ツール:E-Post Account Manager)
 
- loganalyzer.exe(付属ツール:E-Post LogAnalyzer)
 
(関連FAQ)
●Windows Server 2016 / 2019 / 2022 / 2025 への導入時の注意
●Enterprise II 版でウイルスパターン更新サービスの通信許可をファイヤーウォールに与えるとき