Windows Server 2016 / 2019 / 2022 / 2025 への導入時の注意 updated!  User Account Control(UAC) が有効となっているときは、Administratorアカウントでもサービス登録や操作ができないか、その都度確認メッセージが表示されます。そのためUACを無効化してから、インストールや、プログラムの操作、サービスプログラムの起動を行う必要があります。常に「管理者として実行」を選択 して実行する必要があります。
[UACの無効化] ユーザーアカウント制御設定の変更  を開きます。[ローカル管理者としての完全なAdministrator権限] 「管理者として実行」 を選択して実行します。「管理者として実行」 を選択します。「Local System」 になっていないことがあります。Windows Severの「サービス」で確認し、E-Post関連サービスの起動権限が「Local System」になっていないときは、「ローカルシステムアカウント」を選択してすべて変更しておくことが必要になります。「管理者として実行」 を選択します。[Windowsファイアウォールの許可設定]/[サードパーティ製ファイアウォール機能を使う場合の許可設定] 
  ポート番号(プロトコル名称)  25(SMTP) 587(Submission) 110(POP3) 143(IMAP4) 465(SMTP over SSL/TLS)※SSL/TLS使用時 995(POP3 over SSL/TLS)※SSL/TLS使用時 993(IMAP4 over SSL/TLS)※SSL/TLS使用時  
  Epstrs.exe(SMTP受信サービスプログラム) Epstds.exe(SMTP配送サービスプログラム) Epstpop3s.exe(POP3サービスプログラム) Epstimap4.exe(IMAP4サービスプログラム) modifys.exe(ウイルスパターン更新サービスプログラム) および ipwcs.exe(IP監視サービスプログラム)※E-Postクラスタ構成時のみ EpstControl.exe(管理ツール:E-Post Mail Control) Manager.exe(管理ツール:E-Post Account Manager) loganalyzer.exe(付属ツール:E-Post LogAnalyzer)  
E-Postクラスタ構成では「ファイルとプリンターの共有(エコー要求-ICMPv4受信)」有効「セキュリティが強化されたWidowsファイアウォール」 では、ICMPプロトコルが無効にされており、pingに応答しない設定になっています。そのままの設定では、E-Postクラスタ構成時に導入するIPWacher(IP監視サービスプログラム)が正常に働きません。「ファイルとプリンターの共有(エコー要求-ICMPv4受信)」および「仮想マシンの監視(エコー要求-ICMPv4受信)」を有効に設定 してください。同じ項目名で(ICMPv6受信)もありますが、そちらはIPv6用のものであり、IPWatcherはIPv6に対応していないので変更しなくてかまいません。ちなみにIPWatcherはIPv4のみの対応です。IPv6のみの構成にした場合では使えないので注意が必要です。 必要に応じて機能や役割の追加telnetクライアント Webサーバ(IIS)  [Windows Defender ウイルス対策のリアルタイムスキャン除外設定]/[サードパーティ製アンチウイルスソフトのスキャン除外設定] 〔E-Post Mail Server (x64) / SMTP Server (x64) シリーズ共通〕メール作業フォルダ(既定値)  "C:\mail" メールボックスフォルダ(既定値) "C:\mail\inbox\%USERNAME%" [プログラムインストールフォルダ]\temp "C:\Program Files\EPOST\MS\temp" 一時展開する作業フォルダ(既定値) "%ALLUSERSPROFILE%\wct\"  ※ パターンファイル保管フォルダ(既定値) "C:\Program Files\EPOST\MS\database" パターン更新ログフォルダ(既定値) "C:\Program Files\EPOST\MS\log"   ※) OS環境によって変わりますが大多数は"C:\ProgramData\wct\"となります。   
この内容をPDF化したドキュメントがあります。参照するには次のリンクをご覧ください。■技術資料『Windows Server 2025 環境での導入時の注意』 Rev1.6 技術資料『Windows Server 2022 環境での導入時の注意』 Rev1.5a 技術資料『Windows Server 2019 環境での導入時の注意』 Rev1.4a 技術資料『Windows Server 2016 環境での導入時の注意』 Rev1.3a 技術資料『Windows Server 2012 環境での導入時の注意』 Rev1.2