E-Post Mail Control の詳細設定でIP アドレスを記述したり、E-Postで設定を必須にしているhostsファイルに記述している場合、IP アドレスが変わったときに、サービスが応答できなくなったりするなど支障が出ることがあります。以下にあげた設定項目を確認した上で変更作業をするようにしてください。
なおE-Postのツール関係でIPアドレスを変更する際は、あらかじめE-Postの全サービスを停止した上で行う必要がありますので、十分ご注意ください。
・E-Post Mail Control 画面→「サービス制御」タブ→EPSTRSサービスの[詳細]→一覧のアドレスに応答する設定をしているときの特定のIPアドレス
・E-Post Mail Control 画面→「サービス制御」タブ→EPSTPOP3Sサービスの[詳細]→一覧のアドレスに応答する設定をしているときの特定のIPアドレス
・E-Post Mail Control 画面→「サービス制御」タブ→EPSTRIMAP4Sサービスの[詳細]→一覧のアドレスに応答する設定をしているときの特定のIPアドレス
変更する場合はサービス停止した上で正しく変更すれば動作上の支障はありません。
IPアドレスを「全てのアドレスに応答する」を選択しているときや「一覧のアドレスに応答する」「*.*.*.*」の書式でワイルドカード指定しているときには関係ありません。
・E-Post Mail Control 画面→「ドメイン管理」タブ→登録済みドメインの[詳細]→「接続するドメイン/IP で区別する」方式の設定にしているときのIPアドレス
変更する場合はサービス停止した上で正しく変更すれば動作上の支障はありません。
「共通ボックス(区別しない)」方式を選択しているときは関係ありません。
その他IP アドレスを設定している設定個所の例
・E-Post Mail Control 画面→「メールフィルタ」タブの「チェック不要なIP」
・E-Post Mail Control 画面→「アンチウイルス」タブの「チェック不要なIP」
・E-Post Mail Control 画面→「中継の制限」タブの「マシン毎の中継」、「(ORDB)問合せないIP」など
正しく変更すれば動作上の支障はありません。設定ファイル(拡張子.dat)の変更は仕組み上、サービス停止は必須ではありませんが、停止した上での作業の方がより好ましいでしょう。