E-Post Mail Server Enterprise 20110706差分 掲載終了
[修正内容]
各サービスは、EPSTRS が v4.69、EPSTDS が v4.52、EPSTPOP3S が v4.29、EPSTIMAP4S が v4.37 へアップしました。
EPSTPOP3Sの修正は、ややセキュリティに関係してくる問題の修正ですので、緊急度があります。EPSTIMAP4Sの修正は、Outlook2003を多数のクライアントにして大量メールデータを開くときの現象への諸対策を含んでいます。
[EPSTRS]
v4.69 2011.05.25
1.IPv6でのIP単位での接続設定のとき内部ドメイン宛の接続を拒否してしまう不具合の修正。
[EPSTDS]
v4.52 2011.05.25
1.gateway.datにIPv6アドレスを設定するとアドレスが正しく認識されない不具合の修正。
※IPv6アドレスでの記述の際は、domain名,[xxxx.xxxx.xxxx.xxxx....xxxx],25 または domain名,[xxxx.xxxx.xxxx.xxxx....xxxx]:25として記載します。
[EPSTPOP3S]
v4.29 2011.07.06
1.USERコマンドに不正コマンドがあると任意のフォルダが作成されてしまう不具合の修正。
[EPSTIMAP4S]
v4.35 2011.03.04
1.v4.34-6項(※)での処理の有無を選択可能なようにレジストリ値を追加した。
HKEY_LOCAL_MACHINE
->SYSTEM
->CurrentControlSet
->Services
->EPSTIMAP4S
->UIDRecover (DWORD) デフォルト=0:スキップ 1:実行。
2.v4.34-6項での処理のスキップで、メールボックス内のフラグ変更中にサービス停止が発生すると、変更途中のファイルが次回接続時に正しく読めなくなる不具合の修正。
3.STORE命令で不正な命令構造が送信されるとハングする可能性の不具合の修正。
4.COPYE命令で不正な命令構造が送信されるとハングする可能性の不具合の修正。
5.STOREコマンドでフラグ変更時に拡張子"~SG"のファイルが残ってしまうタイミングが無いようにする対策。
6.FETCHコマンドでフラグ変更時に拡張子"~SG"のファイルが残ってしまうタイミングが無いようにする対策。
7.サービス停止で残ったユーザ毎のロックファイルをサービス再起動後に一旦削除する対策。
8.ロックファイルの開放が完全に確認できるまで待つ対策。
9.フラグを変更対象のファイル名の一覧表を作成後にリネーム処理し、"~SG"が残されないようにする対策。
10.ログイン時のファイル移行でループする可能性を除去する対策。
11.UID値が0x7FFFFFFF(2147483647)を超えるとマイナス値で表示されてしまう不具合の修正。
12.POP3使用しない設定でIMAPフォルダへのメール移動処理の改修。
13.v4.34(フラグ変更のための拡張子変更)使用している場合のバージョン差替え時の拡張子修復対策。
※v4.34-6項とは、IMAPフォルダ内のUID値情報が壊れた場合の回復機能の追加。
v4.36 2011.04.14
1.サービス起動時最初のフォルダ選択について判定し最初なら回復処理を実施する。
2.先頭カラムにチルダのあるメールファイルの回復処理。
3.選択フォルダ単位での排他対策。
4.NOOP命令でのメール集計処理の排他対策。
5.サービス再起動前のロックファイルを削除するようにし、再起動後ロックファイルのタイムアウトまで待たされないようにした。
6.UID排他処理の強化。
7.他の命令でフォルダ処理中はNOOPでフォルダチェックしないようにした。
8.NOOP命令のみのセッションで新着がデフォルト30分間ない場合セッションを切断する機能を追加した。
HKEY_LOCAL_MACHINE
->SYSTEM
->CurrentControlSet
->Services
->EPSTIMAP4S
->IDLETimeout (DWORD) 秒単位 デフォルト1800秒=30分 0=タイムアウトしない。
[EPSTMANAGER]
v4.23 のままで変更なし。
[EPSTCONTROL]
v4.24 のままで変更なし。
[IPWCS](※E-Postクラスタ構成時のみ)
v1.14 のままで変更なし。
[AUTOUPDATE]
v1.07 のままで変更なし。
[MODIFYS]
v1.02 のままで変更なし。