送信ドメイン認証(DMARC/DKIM/SPF)アドオンツール EPSTDMARC v1.05d 掲載日:2024-01-26


EPSTDMARCは、Windows Server コマンドプロンプトで実行可能な送信ドメイン認証 DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)/DKIM/SPF 対応のE-Postシリーズ製品用のアドオンツールです。E-Postシリーズメールサーバ製品にアドインすることにより、メール受領時において送信ドメイン認証(DMARC/DKIM/SPF)を機能させることが可能になります。
送信ドメイン認証 DMARC へ対応したヘッダ記載(シグネチャ及び判定ヘッダ)機能と履歴ファイル作成機能があり、メール受信時にはこのプログラムのみで、SPF、DKIM、DMARCの判定結果のヘッダへの記載が可能になるほか、かつメール送信時はDKIM用のシグネチャヘッダの記載を実施しますので、別途SPFやDKIMアドインプログラムの組み込みは不要になります。
------
【EPSTDMARC v1.05c 説明文より】
epstdmarc.exe は、Windows Serverのコマンドプロンプトで実行可能な送信ドメイン認証 DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)へ対応したヘッダ記載(シグネチャ及び判定ヘッダ)と履歴ファイルの作成プログラムで弊社メールサーバー製品にアドインすることにより、メール受領時において送信ドメイン認証(DMARC)を機能させることが可能になります。
epstarc.exe は、Windows Serverのコマンドプロンプトで実行可能な ARC(Authenticated Received Chain)用ヘッダを追加し、各段階での認証評価を表示する電子メール認証機能の仕組みを付加することが可能になります。本アドインプログラムのみで、メール受信時には、SPF、DKIM、DMARC、ARCの判定結果のヘッダへの記載が可能、かつメール送信時は、DKIM用のシグネチャヘッダの記載を実施しますので別途SPFやDKIMアドインプログラムの組み込みは不要です。
------
EPSTDMARC v1.05c 以降、epstdmarc.exeに加え、epstarc.exe の両方を用意しました。v1.05dでは epstdmarc.exe、readme.html が修正されました。これにより、SPF、DKIM、DMARCの判定結果のヘッダへの記載に加え、ARCのヘッダ記載も可能になりました。2024.01.26に epstdmarc v1.05d へ更新されました。前バージョンを導入済みの場合は、epstdmarc.exe、readme.html のファイルを上書きしてください。
E-Postシリーズに組み込んで動作させるためには、EPSTRS.exe のバージョンv4.78以降が必要です。くわしくは解凍して得られる readme.html ファイルを参照してください。
------
 【修正履歴】
 [EPSTDMARC]
 v1.04 2023.12.20
 1.プレフィックス無しのIP判定が失敗する不具合を修正した。
 v1.05 2024.01.17
 1.ARCヘッダの追加が可能なように機能追加。
 2.ヘッダ1項目が2048byteを越えると該当行からヘッダ分離されてしまう不具合を修正した。
 3.readme.htmlの記載でARC用設定ファイル名の間違い訂正。
 ---------------------------------------
 誤 "epstdarc.<自身のホスト名>.ini"
 正 "epstarc.<自身のホスト名>.ini"
 ---------------------------------------
 [EPSTARC]
 v1.0.0 2024.01.06
 1.ARCヘッダの追加用(EPSTDMARCから呼出し用)。
 v1.0.1 2024.01.19
 1.2048bitのサインでハングする不具合の修正。