【gateway.dat】での配送に失敗したとき、EPSTDSが第2の接続先(MXレコードなど)を探す挙動を止めたい new!

EPSTDSの配送先を決める優先順位は以下の通りです。
【gateway.dat】 > MXキャッシュ > DNS MXレコード > DNS Aレコード > hostsファイル
【gateway.dat】での配送に失敗した際に第2の接続先を探す挙動を直接止める設定はありません。
ただし、以下の2つの方法で対応できます。

【方法1】E-PostのDNSサーバ設定を空白にする
E-Post Mail Controlの「サーバー設定」タブにある「DNSサーバー」項目欄を空白にすることで、DNS MXレコードを参照する挙動を抑えることができます。
・E-Post Mail Controlの「DNSサーバー」項目欄 ... DNS MXレコードの参照に使用
・Windows側の「DNSサーバー」設定欄 ... DNS Aレコードの参照に使用(優先順位は低い)
設定を変更した場合は、[適用]ボタンをクリック後、E-Post関連サービスの再起動が必要です。
なお、Windows側の「DNSサーバー」設定欄については、Aレコード解決の最終手段として参照されますが、実際にはこの方法ではメール送信できないケースがほとんどのため、そのままでも支障はないと思われます。

【方法2】送信先制限【sender.dat】で特定ドメイン宛を受領段階で拒絶する
配送段階(EPSTDS)ではなく、受領段階(EPSTRS)で特定ドメイン宛の送信を止める方法です。
プログラムインストールフォルダ(C:\Program Files\EPOST\MS\)に【sender.dat】を配置することで全体共通設定として反映されます。
--------(【sender.dat】例)--------
*@example.jp,-1
*,0
------------------------------------
(注)送信を禁止する宛先ドメインは、実際のエンベロープTOで指定されるドメインをログで確認して記述してください。MXレコードのドメインではありません。

この設定により、該当ドメイン宛に送信しようとすると受領時に以下のエラーが返されます。
550 5.1.1 Please mail to a valid e-mail address. approval filter. '[fromaddress]' is entry in the blacklist.
なお、同報メールの宛先に該当ドメインが含まれる場合、同報全体が拒絶されます。その場合はメールクライアント側で宛先を分けて送信する必要があります。
【sender.dat】の設定はサービス再起動不要で、ファイルを保存した次のメール送信から反映されます。

(関連FAQ)
●EPSTDS(SMTP配送サービス)が配送先を決める優先順位
●メールサーバがDNSを参照するときの動きについて
●配送処理とDNS参照について
●「送信先制限」で送り先アドレスを送信禁止させたい
●「送信先制限」で1ドメインを送信禁止したとき、同報で他ドメイン宛もいっしょに拒絶される