同報時のリトライ処理の流れはどのように行われるか new!
同報(複数宛先)送信時のリトライ処理の流れは、宛先の構成やSMTPセッション中にどの段階でエラーが発生したかによって挙動が別れるため、少し複雑に見えます。
1.同一ドメイン宛のみの同報の場合
同報先が同一ドメインのみで構成されている場合、初回送信(1回目)は基本的に1つのSMTPセッションでまとめて送信しようとします。
ただし、同報送信中に何らかの理由でセッションが拒否されたり、途中で切断・タイムアウト等が発生した場合は、同報メールとして“一体だったメールデータが分離”されることがあります。
分離されたメールデータは、いったんリトライ関連フォルダに留まり、リトライのタイミングでメールキューへ移動し、再送が試みられます。
2.複数ドメイン宛が混在する同報の場合
同報先に異なるドメインが含まれている場合は、送信処理の都合上、結果的に“最初から分離”されることになります。
具体的には、
・まず同一ドメイン宛の送信を前記1の段取りで完了
・次に、別ドメイン宛を新たなSMTPセッションで探し送信
という流れになるため、ドメイン単位で配送セッションが分かれ、リトライの単位もそれに応じた形になります。
3.E-Post SMTP Server(x64)でも同じか
E-Post SMTP Server(x64)はSMTPゲートウェイ専用の特殊動作ではなく、E-Post Mail Server(x64)の通常の外部配送と同様の考え方・同様の流れで同報送信やリトライが行われます。
4.実際の動きを確認するには
同報時に「どこで分離されたか」「どの宛先がリトライ対象になったか」「セッションは何回作られたか」などの具体的な流れはsenderlog(配送詳細ログ)に最も明確に記録されます。
動作を追いたい場合は、senderlogを取得・参照し、該当メールのメッセージID(“B”で始まる10桁の連番数字)をキーに確認してください。
(関連FAQ)
●ログに記録されるメッセージIDの後の枝番種類について