senderlogに“451 Requested action aborted:error in processing.(code=183/ffffffff)”が記録されている new!
配送時の詳細ログ(senderlog)に“451 Requested action aborted:error in processing.(code=183/ffffffff)”が記録される場合について説明します。同タイプのエラーについて以下のようなものがあります。
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451 Requested action aborted: error in processing. (code=183/0)
451 Requested action aborted: error in processing.(code=183/ffffffff)
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基本的に、この記録は相手側の応答ではなくE-Post側で配送処理中に何らかの処理エラーが発生した可能性を示しており、“451 Requested action aborted: error in processing.”は 処理中にエラーが発生したため要求された処理を中断したという意味のE-Postが内部で自動生成した一時的エラーを示す応答コードメッセージです。
そして( )内のcode=はWindowsのエラーコードです。よく見られる10053、10054、10060などはWindows Socketエラーコードですが、ここではSocketエラーではなくシステムエラーの部類です。
本件では、記録されているcode=183はWindowsのシステムエラーコードERROR_ALREADLY_EXISTS(183/0xB7)に該当します。これは「既に存在するファイルを作成することはできません」という意味です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/debug/system-error-codes--0-499-
つまりこれはE-Post側の送信処理中(SendMailMess)に、キュー/リトライ/一時ファイルリネーム等の“ファイル操作”が衝突して失敗し、このシステムエラーが記録されたと考えられます。
よくある原因例
・ウイルス対策ソフト/セキュリティソフト/バックアップソフト等によるファイル競合
一時ファイル作成やリネームの瞬間にロックされ、結果的に作成・更新に失敗するケース。
・ディスクファイルシステム問題
容量ひっ迫、I/O遅延、ファイルシステムエラー、権限不整合など
確認手順
1.同じメール(同じ配送案件)で繰り返し出るか確認
・senderlog上で該当行の前後を見て、同一の宛先・同一の配送試行で連続発生していないか確認します。
・1回だけなら偶発(瞬間的なロック等)で、再試行で自然復旧することもあります。
・可能なら同時刻のWindowsイベントログ(Application/System)もあわせて確認します。
2.ウイルス対策/セキュリティソフト/バックアップの除外設定を確認
・E-Postの「メール作業フォルダ(C:\mail\)」配下や「メールボックスフォルダ」をリアルタイムスキャン対象から外すと改善することがあります。
・特に「ファイルが大量に生成・移動されるフォルダ」はファイル競合が出やすいです。
3.ディスク空き容量・ファイルシステム健全性・権限を確認
・空き容量、ディスクエラー、NTFS権限(サービス実行権限)を点検します。
・I/Oが不安定なストレージ(遅延が大きい、瞬断がある等)でも再現しやすくなります。
・一度記録された:451は一時エラーなので、再試行し様子見します。
・同じエラーが何度か繰り返す:ディスクI/O・権限・セキュリティ製品によるファイルの取り合いを疑い、総点検します。
183/ffffffff と 183/0 の違いについての詳細
後ろの ffffffff や 0 は“付随の通信系コードが「取得できていない/0扱い」”という意味程度の差で、原因の本質はどちらも183(ファイル作成衝突)です。
・(code=183/0) =(エラーコード=183)/0バイト受信
前半「183」は、Winsockの典型的なソケットエラー(10054等)ではなく、Windowsのシステムエラー183(ERROR_ALREADY_EXISTS:既に存在するため作成できない)に該当します。
そのため、配送処理(SendMailMess)中に、キュー/一時ファイル/ログ等の作成・リネームなどのファイル操作で衝突が起き、処理を中断した可能性が考えられます。
後半「0」は受信サイズが0バイトであったことを示し、相手からSMTP応答を受信する前にセッションが終了した(あるいは処理中断により受信に至らなかった)状況を示します。
・(code=183/ffffffff) =(エラーコード=183)/-1
前半「183」の意味は上記と同様で、ファイル作成系の衝突(既に存在)を示唆します。
後半「ffffffff」は受信サイズ ffffffff=-1 を意味し、ソケット受信を行わなかった/受信できなかったことを示します。これは無通信タイムアウトによる切断を示します。
(関連FAQ)
●senderlogに記録された "451 Requested action aborted error in processing.(code=10054/ffffff)" の意味