Enterprise II 版のパターンファイル更新を構内の代表サーバなど別マシンで行う応用例について new!
Enterprise II のパターンファイル更新について、仮にインバウンド通信可能な構内の代表サーバにパターンファイルをダウンロードして、内部ネットワーク経由によるFTPや、Windowsのファイルコピーや移動などで、E-Postシリーズ Enterprise II 版がインストールされたサーバマシンへファイル授受する形は可能かどうかの質問を受けたことがあります。
通常は、Enterprise II 版をインストールしたマシンは、何らかの形でインターネットに接続していることを前提としていますので、あくまで通常とは異なる方法として、技術上こうすれば可能という応用例を提示させていただきます。
まずE-Post Mail Server Enterprise II (x64) / E-Post SMTP Server Enterprise II (x64) シリーズとしては、このような使用を想定した特別なツールを用意していません。ただし、以下のようにすれば、構内の代表サーバにウイルスDB更新データをいったん再配置し、そこからE-Post Mail Server Enterprise II (x64) / E-Post SMTP Server Enterprise II (x64) シリーズがダウンロードするようにさせて運用することは可能です。 [設定の概要]
----------------------------------------------------------E-Postシリーズ製品には特別なツールや標準機能としては用意していませんが、下記の設定手順によって、任意の代表にダウンロード用のWebサーバを立ち上げて、既定のWebフォルダ(/database/update-av61/)内に更新データを外部の公開サーバからアップロードして保存するようにさせることで、外部へアクセスできない環境でのE-Post Mail Server Enterprise II (x64) / E-Post SMTP Server Enterprise II (x64) シリーズがウイルスDB更新データを行うことができます。 [設定の手順]
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[E-Post Mail Server Enterprise II (x64) / E-Post SMTP Server Enterprise II (x64) ]側の設定