メールクライアントに Outlookシリーズを使用するときはIMAP4のIDLE命令とBroadcastフラグを無効設定にすることを推奨 
IDLE命令に関するもの →Outlook側からIDLE命令を出し増やしたセッションに対し、E-Post側で無通信のセッションをタイムアウトデフォルト:30分 で切断するようにしその時間を変更できるようにした。 →E-Post側でIDLE命令を無効に設定できるようにした。 →IDLE命令実施中の監視間隔 デフォルト:5秒 を変更できるようにした。 →IDLE命令使用時に利用されるBroadcastフラグを無効に設定できるようにした。 NOOP命令に関するもの →E-Post側でNOOP命令のポーリングに対し無効にするオプションを設け、有効時でもフォルダポーリング実行をフォルダ内に変化・変更があった場合のみに限ってデフォルト有効とした。これによりOutlook 2013側からNOOP命令を頻発することがなくなる。  
IMAP4でメールクライアントにOutlookシリーズを使用している環境では、弊社サポートから提案として、上記 2.e であげたNOOP命令のポーリングは有効なまま、上記 1.b と 1.d であげたIDLE命令と同時に不要になるBroadcastフラグの2つを無効に設定することを推奨 します。これによりOutlook側が不用意にIDLE命令を発信し、かつ無尽蔵にセッションを増やし続けるのを防止・抑止できるほか、負荷が高まりやすい大規模環境では、メールサーバの負荷軽減に役立ちます。一方、NOOP命令のポーリングは有効のままになっていますので、Outlookでのメールの新着チェックなどは問題なく行われます。
HKEY_LOCAL_MACHINE (関連FAQ) Outlook 2013で使用するとIMAP4サーバ同期中メッセージが出たまま処理が進まない現象について