Enterprise II のウイルスパターンファイル更新と最新バージョンの確認方法

Enterprise II (x64)シリーズのアンチウイルス機能が利用しているウイルスパターンファイルの更新が正常に行われているかどうか、パターンファイルが最新となっているか確認する方法について述べます。

パターンファイルの更新が正常に行われているかどうかは、記録ログを取る設定をしていれば、ログを見ることで確認できます。設定された時間間隔でパターンファイルのダウンロードが試みられているかを確認してください。パターンファイルが最新のものがある場合は新規ダウンロードされ、特に最新のものがない場合はチェックのみがされます。

・パターンファイルの更新記録ログの取り方:
E-Post Mail Control→「サービス制御」タブ→VMCSの[詳細]ボタンクリック。
ダイアログの「ログを残す」チェックボックスをオン。変更した場合はVMCSサービス再起動が必要。
・ログ作成場所:
プログラムインストールフォルダ(C:\Program Files\EPOST\MS)内の"log"フォルダ。

ちなみに、パターンファイルの更新間隔は、デフォルトで3時間と短めに設定されています。サーバの負荷をよけいに与えたくない場合など、これより長い時間間隔、たとえば12時間や24時間の設定を行っても、特に支障はありません。

一方、Enterprise II / Enterprise II (x64)シリーズのアンチウイルス機能が利用しているウイルスパターンの最新バージョン(最新日付時刻の情報)を知る方法についてふれます。
ウイルスパターンファイルのダウンロードがされているかどうかは、上記のログから確認できますが、ダウンロードされたパターンファイルを直接見ても、バージョン表示などすぐわかる形では知ることができません。その代わりに、次のサイトをご覧いただくことで、その時点でのウイルスパターンの最新日付時刻を確認することができます。

http://fastscan.on.coocan.jp/database/update-av61/wte.html
http://fastscan.on.coocan.jp/database/update-av61/index.html
http://fastscan.on.coocan.jp/database/update-av61/diff.html

(関連FAQ)
ウイルスパターンファイル更新の記録を取るには