自動転送・メーリングリストによって、内部ドメインのアドレスが指定された場合、配送サービスのEPSTDSが送信する相手は、SMTP受信サービスであるEPSTRSになります。これは制限に引っかからない限り続きます。20回を越えようとした時点で、上記のReceived:ヘッダのループ数制限に引っかかり、EPSTRSは、"554 5.4.6 too many Received: headers." の応答コードと理由で、相手側、この場合はEPSTDSに対して拒絶します。
この間、EPSTRSは "554 5.4.6 too many Received: headers." の応答コードと理由で拒絶を続けます。そしてその間、EPSTDSは、メールキューのincomingフォルダから、リトライ関係のフォルダであるdomainsとholdingフォルダに待避させながら、規定された分だけ、リトライを試みます。この時点でincomingフォルダを表示してみると、メールデータがあることが確認されるはずで、リトライを試みている最中であることが確認できます。