評価版を30日の期限内で試験評価した後、そのまま正式運用に移行できますか?

評価版を30日の期限内で試験評価した後、製品をご購入いただくパターンが通常かと思われます。その場合、試験評価中のメールサーバ・SMTPサーバをそのまま正式運用に移行することが可能です。

具体的にはオンラインでのライセンスキー登録を行う画面で、ご購入された製品に添付しているライセンスキーを入力していただくことで、30日の期限が解除され、正式版としてそのまま稼働を開始します。評価版のときと機能的な違いはありません。ご購入された製品パッケージにあるCDを使って、インストール作業することは特に必要ありません。
ただし、評価版を構成している各モジュールは、必ずしも最新のものではありません。あとからでもかまわないので、必ず、最新差分アップデートを適用していただくようお願い申し上げます。

なお、32bit版と64bit版ではライセンスキーの構造がまったく異なります。さらにStandard版・Enterprise II版との間でも、ライセンスキーの構成が異なります。64bit版の評価版を入れている環境に対して、32bit版のライセンスキーを入力しても無効となります。また、Enterprise II 版の評価版環境に対して、Standard版ライセンスキーを入力しても無効です。必ず製品名と一致するライセンスキーを入れる必要があります。

なお、製品パッケージにあるCDからインストール作業を行うときは、インストール済みの評価版をいったんアンインストールした後、マシンを再起動させないで、そのままインストール作業を行います。そうすることで、設定環境やデータなどをそのまま引き継ぐことが可能です。