ライセンス数の考え方はどうなっていますか?

E-Post Mail Server (x64) シリーズ および E-Post SMTP Server (x64) シリーズ の必要ライセンス数は、E-Post Account Manager に登録するメールアカウント、エイリアス設定数、メーリングリスト設定数の総数がおさまるように考えてください。

ライセンスのくくりは50user版/100user版/250user版/500user版/1000user版/2000user版/3000user版/5000user版/10000user版という区切りになっています。たとえば700の必要ライセンスが想定される場合は、必要ライセンス数が充足するよう1000user版をお求めください。最低は50user版からになっています。

メールアカウントは送信元のFromとして利用するものであり、送信先は関係ありません。また E-Post SMTP Server (x64) シリーズをSMTPゲートウェイやメールリレーとして利用するケースで、構築方法によってはメールアカウントが最小限で済む場合でも50user版からになります。一方で構築方法によっては内側のメールサーバと同数のメールアカウントが必要な場合があり、250user版や500user版が必要になるケースもあります。SMTPゲートウェイやメールリレーを設定する場合、登録アカウントなしはソフトウェアの動作上認められておらず、最低でもダミーアカウント1つ以上が必要になります。

一方、メールアカウントが100必要として、そのメールアカウント全部に対しエイリアスを1つずつ追加で割り当てする場合は、あわせて200以上のライセンス数が必要になります。

さらに、メーリングリストを使用する場合、メーリングリスト設定数だけ必要ライセンス数がカウントされます。メーリングリストに含まれるメンバーの数は関係ありません。

なお、Active Directory連携を行う場合、Active Directoryの全体ユーザー数が多くても、メール送受信のために連携するアカウントが一部のとき、"IMSUsers"などのMail Groupを設定したアカウント分のみがカウントされることになります。ただし、エイリアスを追加指定するときは、エイリアスの数も追加でカウントされますので、必要なライセンス数を検討してください。