pop3logに「STAT」の後に「RETR」「DELE」が記録されているものがあるが、この記録は新着メールをチェックしているのか? new!

pop3logに「STAT」の後「RETR」「DELE」が記録されているものがあるが、この記録は新着メールをチェックしていると言えるのか質問を受けたことがあります。
POP3コマンドは、メールクライアントからPOP3プロトコルに準じて発せられる命令で、それに対してE-Post側でのPOP3サーバではpop3logに記録します。以下にpop3logのメールアクセスの例を挙げてみます。

info@domain.jp from 192.168.1.10 USER info@domain.jp [07/Nov/2025:15:38:42]
info@domain.jp from 192.168.1.10 PASS **** OK [07/Nov/2025:15:38:42]
info@domain.jp from 192.168.1.10 STAT [07/Nov/2025:15:38:42]
info@domain.jp from 192.168.1.10 RETR 1 [07/Nov/2025:15:38:42]
info@domain.jp from 192.168.1.10 DELE 1 [07/Nov/2025:15:38:42]
info@domain.jp from 192.168.1.10 QUIT [07/Nov/2025:15:38:42]

「STAT」命令の応答結果によって、POP3クライアント側が新着ありと判断したら、「RETR」命令でメールを取得、成功したらサーバから該当メールを削除する「DELE」命令を発出するという流れになります。
新着があるかどうかの判定は、POP3サーバ側では管理せずPOP3クライアント側が判断し認識しているだけです。「RETR」命令が出されていること自体では、新着メールが届いたのか既着メールかの判定にはなりません。
POP3プロトコルでは、新着・既着、未読・既読の管理や判定は、POP3サーバ側では行われず、POP3クライアント側で行われます。
pop3logに「USER」、「PASS」、「STAT」、「RETR」、「DELE」、「QUIT」が一連の流れで出力されていればPOP3リクエストをE-Post側でのPOP3サーバ受信している正常な動作を表しています。

(関連FAQ)
●pop3logに同じ時間帯で「USER」→「PASS」→「STAT」→「NOOP」→「QUIT」と「USER」→「PASS」→「QUIT」の2種類のパターンが記録されているが、両者に違いはあるか?
●送信されてきた当該メールがPOP3で正常に受信されているかの確認手段