メールフィルタ設定で拒絶のエラー応答を返さないで受信メールを廃棄するには Level:5xx を指定し、"Forward:"の後に指定するべきメールアドレスを未記入(空白)にする方法 が使えます。これは、Sendmail にある DISCARD 設定のような、エラー応答を返さないで受信メールを破棄する設定とほぼ同様になります。"Forward:"で指定すべきアドレスを空白にしてやれば、受信した後、フォワード先の指定がないため、メールはそのまま自然消滅します。拒絶のエラー応答は、送信元に返されることはありません。また、転送できなかったエラーも返されることはありません。また、フォワードするときに送信リトライもされませんので、負荷の面でも心配はないと考えます。
例)ヘッダFrom:にドメイン abcdefg.jp を含んだメールアドレスを語ってメールが来た場合、拒絶のエラー応答を返さずに受信メールを廃棄、合わせて viruslogフォルダにメールデータを保管する設定 
ただし、上記のようにメールフィルタ機能においての From: の条件指定は、ヘッダレベルの判定によります。ヘッダFromの詐称が常態として行われるようなメールには効力を発揮しないので、注意してください。いわゆる迷惑メールではヘッダFromの詐称は当然行われてきますし、通常のメーラーによる送信でもヘッダFromの詐称は簡単にできます。(関連FAQ) 個人アカウント単位で【effect.dat】を有効にする機能が新しく追加実装されました