E-Postクラスタ構成時 iplog から稼働アクティブ側を判定する方法 / ipwcsサービス停止中を判断する方法 new!
E-Postクラスタ構成で、ipwatcher設定による主副を通常のアクティブ−スタンバイ構成にした状態では、副系が稼働するのは主系が落ちているときだけであり、比較的明瞭ですが、ipwatcher設定を主副ともアクティブ−アクティブ構成にした状態では、その時点で主系が稼働しているのか、副系が稼働しているのか判断しづらくなります。
そこで、iplog(ipwatcher〔ipwcs〕サービス動作記録)のログ記録から、稼働アクティブ側および待機スタンバイ側を判定するために、dwWait でなく“netsh interface ip”の“add”か“delete”で判定します。アクティブ: netsh interface ip add address .....
スタンバイ: netsh interface ip delete address ....
iplog(ipwatcher〔ipwcs〕サービス動作記録)のログ記録から両者を探します。
主副ともアクティブ−アクティブ構成にしているとき、後から電源オンした側で待機スタンバイ側となったことを示す netsh interface ip delete address .... 記録を確認できます。その後切り替えを実施し、稼働アクティブ側となったことを示す netsh interface ip delete address .... 記録を確認できればOKです。
ipwatcher(ipwcs)サービス停止状態は、dwWait = 0 の記録で判断できます。または“CloseHandle”や“free”の記録でも判断できます。
サービス停止中:dwWait = 0または
cleanup
または
CloseHandle(....
または
free(...
以上の記録で判断します。
(関連FAQ)
●メールサーバーで使用しているフォルダについて