コマンドでメーリングリスト作成やメンバー追加・削除などを操作したいときには
2015年2月25日に公開された「Web管理CGIプログラム 20150111差分」または「Web管理CGIプログラム (x64) 20150111差分」を適用することで、EPST UserCGI(Web管理CGI)のプログラムファイルである Epstuser.exe をコマンドプロンプトから引数付きで実行することにより、コンソールベースでメーリングリスト作成やメンバー追加・削除を操作することが可能になりました。この新機能は、Epstuser.exe v4.26以降で利用可能です。
機能を利用したい場合は、Web管理ツールが利用可能になっている状態に設定しておき、さらに最新差分を適用の上、Web管理ツール画面の[システム管理メニュー]→[バージョン情報]により、EPST UserCGI 4.26になっていることを事前に確認してください。
詳細な使い方に関しては、サポート2内の[ダウンロード]−[運用ガイド・関連ドキュメント]コーナーにアップしている『E-Post Mail Server コンソール用管理ツール マニュアル』(PDF)をご覧ください。
メーリングリストの作成
Epstuser mode=LA domname=[ドメイン名] mlname=[メーリングリスト名]
(実行例)
Epstuser mode=LA domname=testdomain.jp mlname=ml@testdomain.jp
※domname=[ドメイン名]、mlname=[メーリングリスト名]をそれぞれ指定します。
メーリングリストの削除
Epstuser mode=LD domname=[ドメイン名] mlname=[メーリングリスト名]
(実行例)
Epstuser mode=LD domname=testdomain.jp mlname=ml@testdomain.jp
※メンバーが存在するメーリングリストを削除しようとしても「OK」は返りますが、実際には削除されません。メンバーが空になって初めてメーリングリストが削除される仕様です。
メーリングリストへのメンバー追加(削除)
Epstuser mode=LS next=P domname=[ドメイン名] mlname=[メーリングリスト名] mlmembdel=0(1) mlmember=[メーリングリストメンバー名]
(実行例)
Epstuser mode=LS next=P domname=testdomain.jp mlname=mlist@testdomain.jp mlmembdel=0 mlmember="member1@testdomain.jp"
Epstuser mode=LS next=P domname=testdomain.jp mlname=mlist@testdomain.jp mlmembdel=1 mlmember="member2@testdomain.jp"
※スイッチ next=P の意味は、CGI実行時の動作遷移で書込み動作を指示する内部処理向けオプションです。