HELOコマンドで送出するホスト名がFQDN(ホスト名+ドメイン名)になっていない

メール送信時に送るHELOコマンドで送出するホスト名がFQDN(ホスト名+ドメイン名)にならないと、送り先によっては、スパムサイトと断定して受信を拒絶される場合があります。
この場合、グローバルで公開しているメールサーバーのFQDN(ホスト名+ドメイン名)をメールサーバーマシンのhostsファイルに自身のローカルIPと関連付けを行うようにします。
仮にグローバルに公開しているメールサーバー名を mx.abcd.jp とすると、
メールサーバーのローカルIPアドレス= 192.168.0.10 とした場合に hostsファイルは次のようになります。

192.168.0.10  mx.abcd.jp

こうした設定により、HELOコマンドに続く情報(FQDN)として反映するようになります。
設定が正しく行えているかどうかは、メールサーバーマシンのコマンドプロンプトより、pingコマンドで確かめましょう。

ping -a 192.168.0.10

正しく設定したFQDN名である mx.abcd.jp が返るかどうか確認してください。

(関連FAQ)
hostsファイル記述の必要性と有用性について