部外者からPOP3/IMAP4の接続を制限するには
部外者(外部ネットワーク)からPOP3/IMAP4の接続を制限するには、以下のような方法が考えられます。運用の環境によって適切な設定を検討してください。
 - ルータやファイヤウォールなどのネットワーク機器の設定でPOP3/IMAP4ポートへの接続自体を無効にする。
 → 設定は各製品のマニュアルなどを参照してください。
 
 
- Windowsのファイヤウォール設定などで接続元IPを限定する。
 → 設定はWindowsのドキュメント・関連資料などを参照してください。
 
 
- POP3やIMAP4の設定で接続を制限する。
 
   - POP3/IMAP4に接続するクライアントが、ルータやファイヤウォールなどの内側にあり、ローカルIPからの接続に限定する
 Mail Controlを開く
 ->[サーバー]タブを選択
 ->EPSTPOP3S(EPSTIMAP4S)の[詳細]ボタンをクリック
 ->「詳細設定」ダイアログのIP設定のうち [一覧のアドレスに応答する] チェックボックスをオン
 このPOP3/IMAP4サーバーに静的に割り当てたIPアドレスが、例えば192.168.0.2の場合、192.168.0.2を設定しておく。
 同時にローカル内部のメールクライアント側の接続先IPも同じIPアドレスへ変更する。
 
 
- POP3サービス(またはIMAP4サービス)の接続ポートを変更してデフォルトの接続ポートを制限する
 次のように使用ポートを変えます。このときはメールクライアント側も接続ポートを変更します。
 例)POP3のポート番号を110から1110に変更
 
 Mail Controlを開く
 ->[サーバー]タブを選択
 ->EPSTPOP3の[停止]ボタンをクリックしてサービスを停止
 ->EPSTPOP3Sのポート番号を1110に変更
 ->EPSTPOP3の[開始]ボタンをクリックしてサービスを再開