どんなメールソフト(メーラー)でも使用可能ですか?
承認を受けるいわゆる「一般社員」側のメールソフトは、何も問題ありません。種類を問わずそのままご利用できます。
「上長」である承認者側のメールソフトは、Microsoft Outlook やOutlook Express、Thunderbird、Shuriken、Becky!など、RFCで規定されているmailtoリンクが使用可能な主要なメールソフトであれば、動作上特に問題ありません。ただし、一部のメールソフトやWebメールなどでは、mailtoリンクが正しく使えないものがあり、そのときは使用に支障があります。
動作に支障があるメールソフトとして、AL-Mail32があります。AL-Mail32を「上長」側で使ったとき、mailto:リンクの部分が途中で切れてしまいます。また、mailtoリンクが動作しないWebメールでは、対応そのものが困難なことがあります。このような一部のメーラーやmailtoリンクが使えないWebメールでは、上長承認(BossCheck)機能側での対応はむずかしいのが実情です。
上長承認(BossCheck)機能が必要とするmailtoリンクのオプションは、To:メールアドレス、Subject:題名、Body:本文(SJIS)であり、このうち前2つのTo:とSubject:は、システム的に必須です。
なお、承認依頼メールの本文は、eml形式での添付ファイルの形で「上長」側に送られてきますので、メールソフトで添付ファイルを開けない設定、もしくはセキュリティの厳しい設定にしていると、当然のことながら、eml形式の添付ファイルも中身を確認することができませんので、注意が必要です。