フォワードするSMTPサーバをドメイン別に振り分け制御する 
〈書式〉「対象(運用)ドメイン」,「ゲートウェイ先(FQDN or IP)」,「接続ポート番号」 (※)「対象ドメイン」は受信するメールの[エンベロープTO]で指定されている内容が判断されます。 (※)上記の3行目はありませんが、もしこれを明示的に書いた場合は *,[DNSサーバのIP],25 という設定内容を記述したときとほぼ等価になります。つまり言い換えれば、上の2行で指定された以外のドメインはすべて、hostsファイルやDNSサーバを参照した上で、送信先を決める動きになります。 
(例2)(※)上記のように「対象ドメイン」としてワイルドカード指定がされている場合は、[エンベロープTO]で指定されるすべてのドメイン、つまりすべてのメールをフォワードさせる指定となります。通常、「テーブル編集」【gateway.dat】>「SMTPゲートウェイ」項目の優先順位で配送されますが、この指定があるときは結果的にすべてのメールが対象となりますので、「SMTPゲートウェイ」項目は参照されません。 
 
なお、"gateway.dat" の前段階として、[基本設定]にある「全受信メールをSMTPゲートウェイへ転送」チェックボックスがオフのときは、内部ドメイン・アカウントがあるかないかが事前に判定されます。また、同チェックボックスの設定内容にかかわらず、エイリアス指定があるかないかも必ず事前にチェックされます。